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2012年11月19日 (月)

韓国現代小説との出会い in Niigata

昨日、新潟県立大学の主催で、『韓国現代小説との出会い in Niigata』が開催され、私も参加してきました(9月27日関連記事)。

ちらし http://www.nicol.ac.jp/~hatano/gendai/deau.PDF

昨年のオ・ジョンヒさん、キム・ジュンヒョクさんの座談会に続き、今回は、シン・ギョンスクさんとキム・ジュンヒョクさんのコラボで行われたトークと作品朗読、公開座談会の構成で行われ、あまり事前宣伝していなかったという割には会場の階段教室はほぼ一杯で、韓国文学又はお二人への関心の高さが伺われました。

もともと、韓国文学翻訳院の主催で行われた東京・大阪フォーラムに出演のお二人の作家を新潟にお連れして開催された企画で、新潟県立大学が主催、駐新潟大韓民国総領事館が共催、そして運営には新潟県立大学の先生方と地元の自主学習グループのメンバーがボランティアであたていました。

東京・大阪フォーラムが韓国の作家と日本の作家の対談だったのに比べて、新潟での企画の特徴は、対談相手が地元の読者代表のお二人であり、そして通訳もまた、学習グループのメンバーが務めていたことでしょうか。

音楽にも造詣の深いキム・ジュンヒョクさんのユーモアを交えた軽妙なトークと、全羅道の雪深い故郷のことや韓国の家族の形について語るシン・ギョンスクさんのしみじみとした語り口が対照的ながらもしっくりと呼応していて、読者代表との談話を通して、文学が日韓の相互理解に果たす役割や異国の文学が国境を越えて人の心を打つものであることを改めて感じさせてもらいました。

シン・ギョンスクさんは、日本文学が韓国で読まれているのに比べてまだまだ韓国文学は日本で知られていないとおっしゃっていましたが、それでもこうして地方都市でも身近に韓国作家のトークを聞くことができるようになったなんて、少しずつでも文学の交流は着実に進んでいるんだと、嬉しく思いました。

シン・ギョンスクさんに、「母をお願いは各章ごとに人称が違っていますが、特別な意図があるのでしょうか。また話者は誰でしょうか。」とお聞きしたところ、「意図的にそうしました。내という人称はオンマ以外に使いたくありませんでした。また、話者は誰というのではなくこの世を高いところからみている存在が語っていると思ってください。」とのことでした。

また、キム・ジュンヒョクさんには、ぽにょっ会に参加して皆さんと2年かけて『楽器たちの図書館』を翻訳し終えたとご報告し、喜んでいただきました。

ネットを検索していたら、isさんという方もブログに記事を書いていらっしゃいました。同じ会場にいらしてたんですね
http://cafedeheaven.jugem.jp/?eid=1506#comments

他にどなたか会場にいらしてた方、コメントいただけると嬉しいです。

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コメント

ゆうさん、こんばんはー。
良い質問をしてくださいましたね。
お答えを聞いて「そうだったのか」と思いました。「この世を高いところからみている存在が語っている」。
これからは、東京・大阪、そして新潟でいろんなフォーラムが開催されるんでしょうね(^^)。

ハーちゃんさん
いつもコメントどうもありがとうございます。
シン・ギョンスクさんは、質問にゆっくりと噛みしめるような感じで語ってくださいました。

ところで、たまさんの最優秀賞受賞感想文、お読みになりましたか?
第1章の너について、おそらく作家自身であろう長女に呼びかけていながら、同時に読者である私たちに対して呼びかけているのではないかと書かれていて、なーるほど!と思いました。

たまさんが送ってくれました。
完璧な感想文ですよね!
たまさんの「オンマをお願い」に対する深い気持ちが表れていますよね。
ぜひ皆さんに読んで欲しいです(^^)。

たまさん、公開したらいいですよねsign01

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