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2013年6月

2013年6月25日 (火)

日韓通訳セミナー無事終了

 セミナー報告をしようしようと思って早3週間以上が過ぎてしまいました。その時に感じたいろいろなことを大分忘れかけているんですが・・・書いておこうと思いますcoldsweats01

 6月1日(土)『2013日韓通訳セミナー』の日。お天気もよく気持ちのいい日で、講演もその後のトレーニングも成功裏に終わり、とっても充実した二日間でした。

 公開の講演会は150人位入る映像ホールを借りて準備していたけれど、事前申し込みにしていなかったため蓋を開けてみないと何人来てくれるかわからない。これって当日まで結構不安でした。けど、幸い100人近い人たちが集まってくださり、まずまずの入りにホッとしました。

  専門的な内容ではなく、通訳の現場からのエピソードなども交えてのお話を日本語でしていただくことにしていたので、通訳や韓国語学習、韓国との交流などに興味のある人なら韓国語の知識はなくてもだれでも楽しめる内容だったと思うのですが、チラシの案内が『通訳セミナー』となっているからそれなりにメンバーは限定されるかも、と皆で心配したりもしたんです。

  矢野先生のお話は、かなりの知的な作業でありながら、常に黒子に徹して表にはでない通訳の存在をクローズアップしてくださいました。まずは日本における日韓通訳の歴史、どうしたら通訳になれるか、通訳の役割は何なのか。普段仕事のある日はどんなふうに過ごしているのか。通訳の必携の品々、朝早い国際放送の仕事、交通が便利になって日帰り圏内になってしまったソウル出張、仕事とあらば高いところに上ったり危険なところへ一緒に入っていくご苦労なお話、などなど。

 分断した南北朝鮮の女性たちの再会を三木睦子元総理夫人を始め日本人女性たちが取り持ったお話が印象的でした。1991年、日本で開催された「アジアの平和と女性の役割」シンポジウムに南北の女性たちが招待されたというもの。矢野先生はその時通訳をされたのだそうです。

 張先生のお話は、『通訳とは』を易しく哲学するような内容でした。さすが哲学科出身の張先生。コミュニケーションとは何か。心を伝えるとは。ことばとは。

 今大ブレーク中のLINEも結局はコミュニケーション手段のひとつ。スタンプひとつで一瞬にして言語や文化の異なる人の間でもコミュニケーションが広がります。次の通訳トレーニングにつながるよう日本語と韓国語の比較もしてくださいました。

 矢野先生の講演の中でおもしろかったのは、聴衆の同時通訳体験。韓国語のニュースの音声を聞きながら、日本語原稿を読むというのを実際私たち聴衆がやってみるというもの。日本語は韓国語に比べて発話が長いのだそうです。確かに音節がたくさんありますしね。だから、すべての内容を韓国語から日本語に翻訳して原稿を読むと韓国語の音声にだんだん遅れていって、同時通訳が時間内に終わりません。次に日本語原稿の大切なところを残して要約し字数を削った上で、もう一度ニュースについて読んでみます。あら不思議。今度はほぼ韓国語ニュースと同じくらいの時間で読み終えることができました。要約の加減がポイントなんでしょうね。同時通訳者は、常にこういう作業をやっているのかと感心することしきりでした。

 通訳トレーニングのお話は次回にhappy01

2013年6月24日 (月)

イ・チョルスの卓上カレンダー 6月

6

 ―人々よ、ぬぐいおとせ 君の心の中の雲を

 『誰が空を見たというのか』の一節です。シン・ドンヨプ詩人の詩ですね。

 ―君がみたのは、雨雲 それを空だと思い人生を生きていった

その後に続く一節です。

 心ですね。心です。ぬぐいおとさなければならないものはもっとありますが、心の中の雲をぬぐいおとさずには、何も見えず何も始まりません。花菖蒲めた場所にて

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